万年筆で書く
日々見て、ふれて、感じたことを、ウソのつけない筆記具で。since 2007.Feb.
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2009/02/26(Thu) 07:34  だからまた出かけてしまうのだ
だからまた出かけてしまうのだ
居心地が良いので通っている浅草の居酒屋には、
高校生の頃からバイトをしている女の子がいます。
でも、地元のオヤジたちに育てられた近頃の彼女は、
「孫みたいなもんだよなぁ」と酒声でがなるオヤジに、
「○○さんの孫なら光栄です!お年玉楽しみにしてますね!」と
堂々たる反撃が出来るほど腕をあげていました。
また先日、昔の遊び仲間がママをしている店に顔を出し、
彼女が地元の酒飲みたちを右に左に
コロコロと上手にころがしているのを見て安心しちゃった。
居場所ってのはこうやって作るもんでしょ、って教えられちゃったよ。

ヨシ、一丁上がり!
って感覚でしたね、彼女たちの働きぶりはもう一人前です。
お客さんを大切にして、お客さんに愛されて、
あったかい絆で結ばれているのは素敵ですなぁ。
しみじみと杯をはこんで、いい心持ちになりました。

「さぁ~てと、じゃぁ今度はこっちの番だなぁ」なんてね。
いやぁ、そんなことを思うような人じゃなかったんだけど、
近頃はなんだかよくそんな気になってしまうので、
自分に驚いちゃったりしてもいます。
いいことなのかも知れないね、今までが気ままな風来坊だったから。


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2009/02/20(Fri) 09:48  現場に走る!
現場に走る!
やはり、記者は現場に走らなきゃ、デスヨ。
……すいません、記者じゃありません。ウソついちゃいました。
新しいランニングシューズを試したかったので、
自宅から港区の撮影スタジオまで走ったんです。
相性も良いみたいで気持ち良くゴールできました。
が、青山一丁目手前、赤坂御用地沿いを走っている時、
警備中の警官の一人が、他の通行人たちをさしおいて、
ワタクシにだけ「ご苦労さまですっ!」と大声で挨拶。
あの~、そっくりな方がお仲間にいらっしゃるのですか?
それとも新しい不審人物チェックのテクニックなのですか?
焦って呼吸が乱れてしまいましたよ。

今回試したランニングシューズは、
アディダス「アディスター Salvation CTL」です。
色は「ミディアムリード×ブラック×コバルト」。
ゆっくり長く走るトレーニングに最適というモデルで、
ショック軽減の能力はかなり高く気に入りました。
Salvation の名前通り、
アスファルトの上を走るランナーを助けてくれるいい相棒です。
ま、ちなみにワタクシのランニングはこの日だけの気まぐれですけどね。

と、まぁ、元気な警官さんの挨拶で平静を失ったワタクシは、
青山一丁目交差点から行くべき道を間違え、六本木ヒルズ経由の遠回り。
15分ほど余計に走ってスタジオに到着です。
外気との温度差で体からは湯気がモワ~っと。
そのままでは仕事にならないので、スポーツタオルで体を拭き、
タオルを腰に巻いたままスタジオの隅でスタッフと談笑。
そこにAD女史がやってきて、みんなにコーヒーを配りながら、
ワタクシの姿をジッと見つめて一言。
「素敵です、撮影合間のAV男優みたいで……」だって。
ねぇ、キミはそういう現場にもいたの?
しょ、紹介してくれないかな、その現場。……走って行くから。


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2009/02/17(Tue) 18:43  役者と手品師
役者と手品師
こんなタイトルだけど、書きたいのは梅と桜のことだ。
桜は枝から密集した長い花柄(かへい)を伸ばしてその先に、
梅は枝からダイレクトに花をつける。
だから桜はドワッと咲き、梅は一見スカスカに見える。
でも、コイツはすげーカッコイイ花だと思う。
枝に寄りそう五弁の花は微風なんかに身じろぎひとつせず、
今この瞬間を見逃すな! と大見得をきって咲いている。
満開の桜のように風にゆっさりと揺れながら、
ボクらの視線を踊らせて幽玄のマジックで攪乱させることもない。
梅は堂々たる千両役者。そう思えるようになったよ。

大木が無数の花だけでびっしりと満たされる……。
満開の桜はその圧倒的な単純さで他者を寄せ付けない魅力がありますね。
もし同じジャンルで競う花があったとしても、
そいつらを宇宙の果てまで引き離してのぶっちぎりの1位は間違いない。
また、満開の上に「揺れる」ってのがなんともいやらしい。
自分の魅力を熟知したあの揺れ、たまらんですよ、実際ね。

でも、梅なんです。
枝とのコントラスト、枝を背景にした看板役者の見得の切れ味。
大向こうの贔屓筋からガンガンと声が飛んできそうなカッコよさです。
絵画などを見ても、
梅を描く場合は枝ぶりが構図のポイントになっていることが多い。
やはり、梅は枝があってこそのスターなんですね。

そういえば「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」なんてのもありましたね。
桜の枝を伐ると弱って枯れるので伐るな、
でも梅は枝を剪定しないと伸びすぎて花や実の付きが悪くなるぞ。
という教えです。
昔の人も、梅は枝次第だと判っていたんですなぁ。しみじみ。
とは言うものの、拙者、梅酒はあまり嗜みません。漬けてる間が待てないし。

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2009/02/12(Thu) 11:31  遠ざかるデパート
遠ざかるデパート
ガキの頃、巨大なおもちゃ箱だったデパートを
英語で「デパートメントストア」と言うことを知った時、
デパートはボクの元から一歩遠ざかってしまった。
その後、省庁などのことも「デパートメント」と呼ぶことを知り、
冷たくそっぽを向かれたような気にもなった。
今じゃ警視庁だってそうだもんなぁ。
略称MPD「メトロポリタン・ポリス・デパートメント」だよ。
昨日、少しだけデパートを歩き回ってみたんだけど、
ボクの温度にピッタリの「デパート」は見つからなかった。
もしそれが、大人になったから見つけられないのだとしたら、
遠ざかったのはボクの方だ。

バレンタインデー間近の祝日だったから、
それなりに賑わってはいた。
でも歩き回ったフロアの中で一番混んでいたのは「ユニクロ」だ。
いやだなぁ、それは。
「ユニクロ」ってデパートとは違うところで頑張って欲しいよなぁ。
デパート業界が大変だってことは判るけど、なんかいやだ。
そういう「なんかいやだ」なんてことを言ってられないんだってことも判る。
でも「なんかいやだ」の「なんか」の気分を教えてくれたのはデパートだ。
だからその「なんか」を手放さないで欲しいんです。
今を生きているガキたちは「ここ、なんかいい!」って感じてるのかな?


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2009/02/06(Fri) 10:01  後の先
後の先
胡散臭い飛び込みセールスがやって来た!
「ただいまこのマンションの水回りチェックをやっておりまして、
管理の方からお聞きになってますよね?」
って、そんなことあるわけねーじゃねーか、と思いながらお相手。
玄関先でまずは一通り喋らせてやる。
テキトーな診断をして工事をとりつける腹づもりなのだ。
「……ということなんですがよろしいですか?」という兄ちゃんに、
「それが本当の話なら免許証をコピーさせて、
 万が一の時はあなたの会社じゃなく、兄さん個人を追いかけるけど」
な~んて言われることは想定外だったんでしょうねぇ、
目に落ち着きがなくなってお帰りになられました。

こんな飛び込みセールスが入ってくるような管理のマンションじゃないので、
最初に断っちゃえばいいんですけどね、
でもね、落としたくなるんですよ、たまに、黒いカミナリを。
……難儀な性格です。

ガテンなファッションに身を包んだ兄ちゃんは一所懸命でした。
自分が一方的に喋るセールストークをたたみかけてきます。
それを気持ちよ~く引き出して差し上げながら、
「ど~やってしとめようかなぁ」とこちらは笑顔で一人会議。
最後まで喋らせてから、
「じゃぁお願いしようかな、でもその前に今の説明もう一度いい?
 工事になると大金じゃない、だから今度は説明をビデオ撮らせてもらうけど」
にしようかなぁと思いつつ、結局これにしちゃった。
坊主頭でヒゲ面の男が作務衣着て玄関に出てきて、
ものわかり良さそうに話しを全部聞き終わった後にこんなこと言うんだから、
そりゃぁ恐いよね、「やべ~よ」って思うんだろうね。
でもねぇ、うちのマンションはお年寄りも大勢住んでますから、
兄ちゃんたちみたいのがフロアを歩き回るってのは心配なんですよ。
だから、こらしめてやらないとな。


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2009/02/03(Tue) 13:18  路地好き
路地好き
街を歩いていてカメラを構える。
その場所はだいたいにおいて路地のようです。
これまで撮ってきた写真を整理していて気づいた。
人と食べ物の他はほとんどが路地の表情でした。
路地の魅力。それは街の素顔にふれること。
表通りのよそ行き顔でない、フッと息を抜いた顔ですね。
だからって闇雲に曲がっていけばいいってもんじゃないみたい。
いい顔は、表通りから一本目と二本目くらいかな?
その先を進んで行くとどの街も同じような顔になっちゃう。
好きな街だと思う所にはどこもそんな路地がある。
気づくの、遅いよね。

いい路地がある、というだけで街には深みが生まれると感じます。
その「深み」というものに心奪われているのだろうけど、
それは「よりみちの美」って言うのかな、
「目的にばかり進んでいかなくてもいいんだよ」と許される気分。
自分の心の余白を歩いているようなもので、
よけいなもの、確実に不効率な場所なんだけど、
ヒトのプログラムはそんな不効率を求めることが多いよね。

効率重視の街づくりを提唱した巨匠・コルビジェ氏は、
ビジネスゾーン・居住ゾーン・娯楽ゾーンなど
「ゾーニング」という概念を唱えて街をデザインしました。
けれど、そんな風にデザインしたとしても、そこに人が住む限り、
やがてはどこも雑多な、あらゆるものが複合した風景になると思うな。
国による強制的な統制があれば別だけど、そりゃぁ地獄だ。
だから個人的にはジェーン・ジェイコブスの提唱の方がうなずける。
彼女は魅力的な街をこう定義した(はずです)。
1) 道が狭く、曲がり角が多い。
2) 一区画が複数の機能を持っている。
3) 新旧のものが混在している。
4) 人口密度が高い。

ジェイコブスの方がより素顔をさらし易い街になるだろうな、と思う。
自分が好きな街にあてはめてみても、
この四つの条件はかなりあてはまるところがあります。
人があふれ、選択肢が多く、それでいてプライベートが保たれる。
それが、自分の「ゾクゾクする街の条件」なんでしょう。
で、そのレベルを判断するために路地を曲がっているのかも知れません。


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