万年筆で書く
日々見て、ふれて、感じたことを、ウソのつけない筆記具で。since 2007.Feb.
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2012/01/24(Tue) 09:57  あの引退した関西芸人は好きじゃないけど…
あの引退した関西芸人は好きじゃないけど
昔、ある人気バンドのメンバーが不祥事を起こした。
その事後処理のため一緒に各所を回ったプロデューサーが、
「バンドなんかやってる連中なんだから仕方ないけど、
こんなことに時間をとられるのはたまらないよな」と言った。
その時、うなずきながら思い出したのはある芸人さんの言葉。
「芸人なんてやってるんだから野垂れ死んでいいんだよ」
ただ、売れてきた人には発言力の強さがあるのだから、
「まとも」な人格が必要だろう、という意見も判る。
でもやっぱり、バンドの連中や芸人にまともを求めちゃいかんよ。
どこかで「あんな連中なんだから」と思うくらいで丁度いい。
本人たちだって息苦しいんじゃねぇかな。

彼らは、
テレビなど目につくところで「まとも」っぽいことを発言するから
ボクらは勘違いしがちだけど、このくらいで丁度いいでしょ。
そもそも賢人なんてのは時代の中のひとつかみくらいしかいないだろう。
だから、期待しないでいればいいんだよ。
楽しむ側の視聴者も、彼らを起用する制作者も、
リスクを恐れてばかりいるスポンサーも。
みんな彼ら「あんな連中」に対して、
「どうかまともな言動をしてくれ」とプレッシャーをかけ、
そうやって乗せられた彼らが真に受けて起こした言動を見て、
「あぁ、あの人はしっかりしてる人だ」とダマされたり、
それははじめ「お約束」だったはずなのに、
いつの間にか常識という現実になっていく。
なんともバカバカしい。

芸人に限らず、芸術家や役者などもそうだ。
彼らの日常や思考は「あんな連中」と呼べるものであっていい。
ただひたすら彼ら自身の成果でのみ評価されればいいのだ。
「まとも」である必要なんかない。
脱線が過ぎれば、そこには法律が待っていることは承知の上だろう。
それでも自己完結のために法のラインを越えていくヤツは越えていく連中だ。
それが「まとも」なはずがない。
まぁ、「まとも」って何だ?ってこともとても難しい定義なんだけどね。
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2012/01/19(Thu) 12:19  連敗
連敗
昼飯時に神楽坂を下りていたのでふと思い出し、
「えぞ松」のホイコーロー定食にトライしました。
このメニュー、食っても食っても肉が減らないことで有名で、
若い時はペロリだったのですが、三割ほど残してしまいました。
そして先日は、新宿西口「豚珍館」でとんかつ定食を。
この店のとんかつはデカくてぶ厚いんです。
ホイコーローはダメだったけどこのくらいはまだまだ……、
と思って食べはじめたものの最後の一切れが入らない。
元々大食いファイターではないのですが、少し淋しい。
今年はまだ始まったばかりだというのに、
食に関しては早くも二連敗なのです。

まずは、それぞれのメニューをご覧下さい。
「えぞ松」はこちら( http://bit.ly/xReI9Q )。
「豚珍館」はこちら( http://bit.ly/A2zzt8 )。

まぁ、「えぞ松」のホイコーロー定食は玉砕覚悟だったんですけどね。
しかし、三割近くも残してしまったのはとても悔しく。
だからそんな思いもあったので、
「豚珍館」の近くを通った時に、今度こそ!となってしまったのです。
そして結果は二連敗。
だからもう決意しました。
「えぞ松」に行ったら「少なめで」と注文することを。
「豚珍館」に行ったら「小ライスで」と伝えることを。
いいんです、もうそれでいいんです。
ちょっとした肴で長くゆっくり酒を飲むことの方が心地いいのだから、
そっちを充実させることに専念していきます。
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2012/01/13(Fri) 18:26  旅がたりない
旅がたりない
旅は電車で行くのが好きだ。
同じような鞄を提げた人が集まるホーム。
その景色の中に加わっていく心地よさ。
電車が低くガタンと動くと心は少し軽くなる。
目的の駅が近づく前のそわそわ感はいつものこと。
電車が駅にすべりこみ、ゆっくりとドアが開く。
ホームへ降りる第一歩、この瞬間の呼吸。
その土地の空気がスーッと体に吸いこまれる。
これがたまらなく気持ちいいんだよなぁ……。
恋しいねぇ、足りてないんだな、旅が。

窓の開く電車でのんびりと出かけることは無くなったので、
駅に着いたときの最初の呼吸がとても新鮮。
季節や気候、時間によっても違うのだろうが、
降りた瞬間に「あ、ここはあそこと同じだ」などと思いつくことはない。
初めての町は初めての味がするので不思議だ。

それから、旅は不便を楽しむものでもある。
知らない土地を鞄に入るだけの服と小物で過ごすのだから、
とても不便なのだけど、
満たされないからこそ感じられるものがあることに気づく。
物思いに耽る時間、まったく何も考えない時間、
土地の人とのささいな会話から感じる他人の価値観、
日が昇り、沈んでいく時の流れ。
時間を埋め尽くす便利なものばかりに囲まれていると、
そうしたことに向き合うことがなかなか出来ない。
そのポッカリと空いたような時間に飛び込むことで
リセットできる何かが自分の中にあることは確かだ。
そしてそれはとても頼りになる。

いろんなことがこんがらがってきているだろうね、
足りていないと感じているんだから。
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