万年筆で書く
日々見て、ふれて、感じたことを、ウソのつけない筆記具で。since 2007.Feb.
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2007/12/25(Tue) 17:17  心あたりのある者は
心あたりのある者は

米澤穂信「遠まわりする雛」読了。
古典部シリーズ4作目の今作は連作短編集でした。
シリーズのカラーである青春ミステリは今作も気持ちよく、
また一歩大人になっていく登場人物たちを応援してしまう。
ミステリとしては「心あたりのある者は」が佳作でした。
放課後の教室にちょっと早口な校内放送が入る。
『10月31日、駅前の巧文堂で買い物をした心あたりのある者は、
至急、職員室柴崎のところまで来なさい』
たった一度流れたこの放送だけを頼りに主人公は推理し、
どんなことが起こっているのかを言い当ててしまう…。素晴らしい。

この短編は「推理作家協会賞短編部門」の候補作にも選ばれたと聞いて納得。
日々、考えることなんか面倒くせ~と思っている者にとって、
それじゃいかんですね~と思わせてくれる面白さです。
さて、作者の「古典部シリーズ」はこれまでに3作発表されています。
「氷菓」「愚者のエンドロール」「クドリャフカの順番」。
今作「遠まわりする雛」は、
これまでの3作で描かれた各事件の間に入るエピソードと、
その先の出来事が短編で綴られています。
もし読んでみようと思うなら1作目から順に読まれることをお薦めします。


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