2007/10/11(Thu) 21:07 「趣味の文具箱」万年筆の作法と流儀 2
『趣味の文具箱 Vol8』(エイムック)の109ページより、
「ペンの達人になるための万年筆の作法と流儀」が紹介されているので、
万年筆使いの一人として、その内容を検証しておきます。
内容は「持つ」「書く」「インク」「手入れ」のカテゴリー別に紹介していきます。
● 「書く」編
流儀「インクフローをよくするには」
ペン先の状態が良好で、かつインクがしっかりと出る状態。
万年筆はこうでなければ健康ではないということですね。
インクの出をよくするための方法がいくつか紹介されていますが、
「ペン先を傷つけることもあるのでユーザーの責任で」とある。
そんな方法ではありますが、一応紹介しておきます。
* ラッピングペーパーを使ってペン先の切り割りの間を掃除する。
方法は、切り割りにはさんで数回往復させるんだそうです。
* カッターの刃を使って掃除する。
ラッピングペーパーが手に入らなければカッターの刃だって。
ただし、ペーパーよりペン先を傷つける可能性は高い。慎重に!
* 専用工具を使って掃除する。
「なんだあるんじゃんかよ!」と、思ったよ、だけど…。
切り割りとペン芯の溝を掃除する専用工具は、確かにある。
でもこれは、セーラー万年筆の「細美研ぎ万年筆」にのみ付属する
非売品のクリーニングツールなんだそうです。…残念。
流儀「書きやすくする」
使い込んで使い込んで自分に合ったペン先に「熟成」させる。
でもその時間が待ちきれないなら、というアイディア。
* とにかく使う。
やっぱり正攻法はこれしかないです。
* お店で調整したものを買う。
自分の筆致スタイルを見てもらってそれに適した状態に調整してもらう。
「調整してから売ります」という信頼のショップは少ないけどある。
最初からそこを利用すればいきなりベストな状態。素晴らしい。
次の一本を買う時はぜひそうしたいと思います。
* 自分で調整してしまう。
これも荒技ですね。「ユーザーの責任で…」と書いてあります。
方法は2例紹介されています。
1) ラピングフィルムの上で「8」の字をひたすら書く。
右回りと左回りとでひたすら書く。
2) 絹などのきめ細かい布の上で同じ方向にひたすらペン先を動かす。
いずれにせよ、ペン先を傷めないように注意して下さい。
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「ペンの達人になるための万年筆の作法と流儀」が紹介されているので、
万年筆使いの一人として、その内容を検証しておきます。
内容は「持つ」「書く」「インク」「手入れ」のカテゴリー別に紹介していきます。
● 「書く」編
流儀「インクフローをよくするには」
ペン先の状態が良好で、かつインクがしっかりと出る状態。
万年筆はこうでなければ健康ではないということですね。
インクの出をよくするための方法がいくつか紹介されていますが、
「ペン先を傷つけることもあるのでユーザーの責任で」とある。
そんな方法ではありますが、一応紹介しておきます。
* ラッピングペーパーを使ってペン先の切り割りの間を掃除する。
方法は、切り割りにはさんで数回往復させるんだそうです。
* カッターの刃を使って掃除する。
ラッピングペーパーが手に入らなければカッターの刃だって。
ただし、ペーパーよりペン先を傷つける可能性は高い。慎重に!
* 専用工具を使って掃除する。
「なんだあるんじゃんかよ!」と、思ったよ、だけど…。
切り割りとペン芯の溝を掃除する専用工具は、確かにある。
でもこれは、セーラー万年筆の「細美研ぎ万年筆」にのみ付属する
非売品のクリーニングツールなんだそうです。…残念。
流儀「書きやすくする」
使い込んで使い込んで自分に合ったペン先に「熟成」させる。
でもその時間が待ちきれないなら、というアイディア。
* とにかく使う。
やっぱり正攻法はこれしかないです。
* お店で調整したものを買う。
自分の筆致スタイルを見てもらってそれに適した状態に調整してもらう。
「調整してから売ります」という信頼のショップは少ないけどある。
最初からそこを利用すればいきなりベストな状態。素晴らしい。
次の一本を買う時はぜひそうしたいと思います。
* 自分で調整してしまう。
これも荒技ですね。「ユーザーの責任で…」と書いてあります。
方法は2例紹介されています。
1) ラピングフィルムの上で「8」の字をひたすら書く。
右回りと左回りとでひたすら書く。
2) 絹などのきめ細かい布の上で同じ方向にひたすらペン先を動かす。
いずれにせよ、ペン先を傷めないように注意して下さい。
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2007/10/11(Thu) 21:02 「趣味の文具箱」万年筆の作法と流儀 1
『趣味の文具箱 Vol8』(エイムック)の109ページより、
「ペンの達人になるための万年筆の作法と流儀」が紹介されているので、
万年筆使いの一人として、その内容を検証しておきます。
内容は「持つ」「書く」「インク」「手入れ」のカテゴリー別に紹介していきます。
● 「持つ」編
作法「とにかく毎日使え」
これはその通りだと思います。やはり道具は使ってこそ育つものです。
自分の筆致に合わせてペン先が摩耗して使いやすくなる。
この記事ではそれを「熟成」と呼んでいます。いい表現ですね。
ちなみに、その昔のこととして、パイロット万年筆では、
万年筆購入者に対して購入から3年後に挨拶状を出していたそうです。
「万年筆は3年くらい使わないと理想的なものにならないのですが、
ご愛用品はいかがでしょうか?」というお伺いが書かれていました。
とにかく使う、これに尽きるんですね。
作法「万年筆は人に貸すな」
使い込んで育てる筆記具である以上、ごもっともです。
でも、ペン先を「熟成」させたイリジウムポイントは、
ちょっと人に貸した程度じゃ変形したりしません。
では何がいけないのかというと、ペン先の「切り割り」の状態。
いつもと違った筆圧で書くとこれが変わってしまうんです。
そうするといつも通りの字が書けなくなってしまう。
だからいけないのだそうです。この理由は初めて知りました(勉強)。
作法「持ち運びには注意せよ」
乱暴に扱うと軸のトラブルやインク漏れの原因になる。
ごもっともです、はい。
鉛筆と赤インクの万年筆と一緒に筆箱に入れてカバンにポン。
いつもそんな扱いをしているので耳が痛いです。
「カバンに入れる時はペン先は上向き」これも肝に銘じておきます。
作法「落としやすい場所に置くな」
落としたことあるから、これ判ります。落とすと慌てますよ。
携帯電話とカメラ、そんなのと同じくらい落とすと冷や汗出ます。
ボールペンや鉛筆では出ない冷や汗がたら~りと…。
作法「キャップはまめにせよ」
ペン先の保護と、いつでもインクが出るようにキャップはあります。
使い終わったらすぐにはめる。長考するならはめて考える。これです。
作法「嵌合式は思い切り抜くな」
万年筆のキャップは回転スクリュー式と
ワンタッチのクリックストップ式があります。
「嵌合式」とはクリックストップ式のこと。
思い切り抜くと、キャップの内側の空気が勢いよく引っぱられて
インクが飛び出しちゃうこともあるのだそうです。気を付けましょう。
作法「出し入れはまっすぐに」
これも耳が痛いです。書き終わった勢いでキャップしちゃうと、
たまにガツっとペン先がキャップの内側の何かに当たってしまうことが。
気を付けましょう。
作法「キャップ内は常に清潔にせよ」
なにかの衝撃でインクが漏れたりして、
キャップの内側は意外と汚れています。
割り箸などにクリーニングペーパーを巻いて掃除しましょう、だって。
なんだクリーニングペーパーって? いつもティッシュですけど…。
流儀「持ち方は自由とにかく脱力せよ」
これは気持ちのいい作法ですね「持ち方は自由」、最高のフレーズだ。
うるさい人いるでしょ、「変な持ち方ぁ」とか言う人。大きなお世話だ!
どんな持ち方であっても脱力がポイント。楽に、ゆったり書こうよ。
とは言うものの、ワタクシ、ペンと箸の持ち方は美しいと評判です…。
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「ペンの達人になるための万年筆の作法と流儀」が紹介されているので、
万年筆使いの一人として、その内容を検証しておきます。
内容は「持つ」「書く」「インク」「手入れ」のカテゴリー別に紹介していきます。
● 「持つ」編
作法「とにかく毎日使え」
これはその通りだと思います。やはり道具は使ってこそ育つものです。
自分の筆致に合わせてペン先が摩耗して使いやすくなる。
この記事ではそれを「熟成」と呼んでいます。いい表現ですね。
ちなみに、その昔のこととして、パイロット万年筆では、
万年筆購入者に対して購入から3年後に挨拶状を出していたそうです。
「万年筆は3年くらい使わないと理想的なものにならないのですが、
ご愛用品はいかがでしょうか?」というお伺いが書かれていました。
とにかく使う、これに尽きるんですね。
作法「万年筆は人に貸すな」
使い込んで育てる筆記具である以上、ごもっともです。
でも、ペン先を「熟成」させたイリジウムポイントは、
ちょっと人に貸した程度じゃ変形したりしません。
では何がいけないのかというと、ペン先の「切り割り」の状態。
いつもと違った筆圧で書くとこれが変わってしまうんです。
そうするといつも通りの字が書けなくなってしまう。
だからいけないのだそうです。この理由は初めて知りました(勉強)。
作法「持ち運びには注意せよ」
乱暴に扱うと軸のトラブルやインク漏れの原因になる。
ごもっともです、はい。
鉛筆と赤インクの万年筆と一緒に筆箱に入れてカバンにポン。
いつもそんな扱いをしているので耳が痛いです。
「カバンに入れる時はペン先は上向き」これも肝に銘じておきます。
作法「落としやすい場所に置くな」
落としたことあるから、これ判ります。落とすと慌てますよ。
携帯電話とカメラ、そんなのと同じくらい落とすと冷や汗出ます。
ボールペンや鉛筆では出ない冷や汗がたら~りと…。
作法「キャップはまめにせよ」
ペン先の保護と、いつでもインクが出るようにキャップはあります。
使い終わったらすぐにはめる。長考するならはめて考える。これです。
作法「嵌合式は思い切り抜くな」
万年筆のキャップは回転スクリュー式と
ワンタッチのクリックストップ式があります。
「嵌合式」とはクリックストップ式のこと。
思い切り抜くと、キャップの内側の空気が勢いよく引っぱられて
インクが飛び出しちゃうこともあるのだそうです。気を付けましょう。
作法「出し入れはまっすぐに」
これも耳が痛いです。書き終わった勢いでキャップしちゃうと、
たまにガツっとペン先がキャップの内側の何かに当たってしまうことが。
気を付けましょう。
作法「キャップ内は常に清潔にせよ」
なにかの衝撃でインクが漏れたりして、
キャップの内側は意外と汚れています。
割り箸などにクリーニングペーパーを巻いて掃除しましょう、だって。
なんだクリーニングペーパーって? いつもティッシュですけど…。
流儀「持ち方は自由とにかく脱力せよ」
これは気持ちのいい作法ですね「持ち方は自由」、最高のフレーズだ。
うるさい人いるでしょ、「変な持ち方ぁ」とか言う人。大きなお世話だ!
どんな持ち方であっても脱力がポイント。楽に、ゆったり書こうよ。
とは言うものの、ワタクシ、ペンと箸の持ち方は美しいと評判です…。
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2007/09/15(Sat) 19:05 二百字詰と四百字詰(質問のお答えです)
2007/03/21(Wed) 16:37 子供に持たせる万年筆
今日、銀座「伊東屋」へ行く用事があった。
1階ロビーやペンのフロアではフレッシャーズ向けに、
万年筆やボールペン、それらのセットを販売していた。
でも、これから文字を書くことが増える子供たち用のペンがない。
小学生や中学生になる子供たちに向けた、
ガリガリ書いても構わないペンのコーナーも作って欲しかった。
ドイツではそういう万年筆がある。
さすが「モンブラン」の国、「ペリカン」の国、である。
が、日本だって優秀なメーカーはたくさんあるのだ。
小・中学生の入学祝いに、
「携帯電話」や「パソコン」や「ゲーム」などを贈る前に、
こんな万年筆も贈ってもらいたいと思った。
「ペリカン」ペリカーノジュニア(税込1575円)
日本の小学生たちは芯の柔らかい鉛筆を使っているが、
ドイツの小学生たちが文字を覚える時に使うのはこのペンだ。
いきなり万年筆を持つとは、なんとも羨ましいじゃないか。
グリップは「正しい握り方」ができるような成形がされている。
しっくりくるように握るだけでペンの持ち方を教えてくれるのだ。
さすがですな、ドイツの工業製品は。
でも、感心はここまで。今度は良く見て欲しい、大人の審美眼で。
このポップさはどうだ。大人だって欲しくならないか?
こんな万年筆を子供の頃から使いはじめるんだから、
そりゃ最後は「モンブラン」でも「ペリカン」でも似合うよね。
あなたも万年筆を使ってみませんか?
この画像をクリックで「楽天市場」の万年筆ページに飛びます。価格も種類も豊富です。
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1階ロビーやペンのフロアではフレッシャーズ向けに、
万年筆やボールペン、それらのセットを販売していた。
でも、これから文字を書くことが増える子供たち用のペンがない。
小学生や中学生になる子供たちに向けた、
ガリガリ書いても構わないペンのコーナーも作って欲しかった。
ドイツではそういう万年筆がある。
さすが「モンブラン」の国、「ペリカン」の国、である。
が、日本だって優秀なメーカーはたくさんあるのだ。
小・中学生の入学祝いに、
「携帯電話」や「パソコン」や「ゲーム」などを贈る前に、
こんな万年筆も贈ってもらいたいと思った。
「ペリカン」ペリカーノジュニア(税込1575円)
日本の小学生たちは芯の柔らかい鉛筆を使っているが、
ドイツの小学生たちが文字を覚える時に使うのはこのペンだ。
いきなり万年筆を持つとは、なんとも羨ましいじゃないか。
グリップは「正しい握り方」ができるような成形がされている。
しっくりくるように握るだけでペンの持ち方を教えてくれるのだ。
さすがですな、ドイツの工業製品は。
でも、感心はここまで。今度は良く見て欲しい、大人の審美眼で。
このポップさはどうだ。大人だって欲しくならないか?
こんな万年筆を子供の頃から使いはじめるんだから、
そりゃ最後は「モンブラン」でも「ペリカン」でも似合うよね。
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2007/03/18(Sun) 00:33 雑誌『モノ・マガジン』の特集 その2
雑誌『モノ・マガジン』No.558号(2007年4月2日号)
「今欲しい愛すべきペンたち 男の筆記具この1本」の中で、
『一筆入魂、ここぞの8本』と『日常多筆、いつもの8本』として、
16本の「持つべき万年筆」を紹介している。
『日常多筆、いつもの8本』はこの8本。
1 ウォーターマン「カレン」
2 プラチナ萬年筆「#3776ギャザード」
3 ペリカン「トラディショナルM250」
4 ラミー「サファリ/アルスター」
5 クロス「ヴァーヴ ラディアルクローム」
6 セーラー万年筆「プロフェッショナルギア」
7 トンボ鉛筆「ZOOM101」
8 パイロット「キャップレス デシモ」
ウォーターマン「カレン」
強い筆圧をかけてもペン先が開きにくくなっているブランド。ペンを立てて使う人や、重めのペンがしっくりくる人に合う。シルエットはシンプルな流線型で華麗だ。
しっかりとした文字をガツンガツンと書きたい人の名品。
プラチナ萬年筆「#3776ギャザード」
ボディにしっかりとした工夫を凝らした1本。スタンダードとは違ってギャザードのボディ加工がされているのでフィット感がある。プラチナ萬年筆が得意としている「細字」のペン先で細かい文字を書くには必要な加工だ。つまり、細字の名品。
ペリカン「トラディショナルM250」
低価格帯の中でも本格派を求めるならこれです。万年筆ファンが最後に行き着く名品の流れをくんだ1本。インク方式が吸入式というのも、これから本格的に万年筆を使ってみたい人にはいい経験ができる。初めての万年筆にふさわしい名品。
ラミー「サファリ/アルスター」
気軽に使えるドイツ製の1本。カジュアルに使えるポップカラーな「サファリ」のボディーをアルミにしたモデル。低価格ながらペン先を「極細・細字・中字」から選べるのもうれしい。散歩にも連れて行きたい名品。
クロス「ヴァーヴ ラディアルクローム」
ボールペンメーカーとして名高いメーカーの1本。このモデルは「クロス」のテンポラリーラインのもの。「ヴァーヴ」シリーズらしい流線型のシルエットを受けながら、さらに未来感が強まった。筆圧が強めの人向きの名品。
セーラー万年筆「プロフェッショナルギア」
「万年筆自身の重さだけでスラスラ書けるペン」を求めて誕生した1本。ペン先は21金。柔らかでいて鮮やかな書き味が印象的だ。高評価を得ている「プロフィット」モデルのシルエットを生かした作りも好感がもてる名品。
トンボ鉛筆「ZOOM101」
重さわずか14グラムの超軽量モデル。航空機などに使われるカーボンファイバーとジュラルミンの採用で、強い軽量が実現した。デザインは従来の万年筆とは違い、ポップな外観。現代の日常の幅広いシーンで違和感なく使うことができる名品。
パイロット「キャップレス デシモ」
ノック式ボールペンのように、ノックしてペン先を出すモデル。いつでもサッと使いたいという人向け。ガンガン書いてもペン先はへこたれないで、しっかりとした文字が書ける。1963年発売以来、コンパクトに改良を重ねてきた名品。
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『一筆入魂、ここぞの8本』と『日常多筆、いつもの8本』として、
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『日常多筆、いつもの8本』はこの8本。
1 ウォーターマン「カレン」
2 プラチナ萬年筆「#3776ギャザード」
3 ペリカン「トラディショナルM250」
4 ラミー「サファリ/アルスター」
5 クロス「ヴァーヴ ラディアルクローム」
6 セーラー万年筆「プロフェッショナルギア」
7 トンボ鉛筆「ZOOM101」
8 パイロット「キャップレス デシモ」
ウォーターマン「カレン」
強い筆圧をかけてもペン先が開きにくくなっているブランド。ペンを立てて使う人や、重めのペンがしっくりくる人に合う。シルエットはシンプルな流線型で華麗だ。
しっかりとした文字をガツンガツンと書きたい人の名品。
プラチナ萬年筆「#3776ギャザード」
ボディにしっかりとした工夫を凝らした1本。スタンダードとは違ってギャザードのボディ加工がされているのでフィット感がある。プラチナ萬年筆が得意としている「細字」のペン先で細かい文字を書くには必要な加工だ。つまり、細字の名品。
ペリカン「トラディショナルM250」
低価格帯の中でも本格派を求めるならこれです。万年筆ファンが最後に行き着く名品の流れをくんだ1本。インク方式が吸入式というのも、これから本格的に万年筆を使ってみたい人にはいい経験ができる。初めての万年筆にふさわしい名品。
ラミー「サファリ/アルスター」
気軽に使えるドイツ製の1本。カジュアルに使えるポップカラーな「サファリ」のボディーをアルミにしたモデル。低価格ながらペン先を「極細・細字・中字」から選べるのもうれしい。散歩にも連れて行きたい名品。
クロス「ヴァーヴ ラディアルクローム」
ボールペンメーカーとして名高いメーカーの1本。このモデルは「クロス」のテンポラリーラインのもの。「ヴァーヴ」シリーズらしい流線型のシルエットを受けながら、さらに未来感が強まった。筆圧が強めの人向きの名品。
セーラー万年筆「プロフェッショナルギア」
「万年筆自身の重さだけでスラスラ書けるペン」を求めて誕生した1本。ペン先は21金。柔らかでいて鮮やかな書き味が印象的だ。高評価を得ている「プロフィット」モデルのシルエットを生かした作りも好感がもてる名品。
トンボ鉛筆「ZOOM101」
重さわずか14グラムの超軽量モデル。航空機などに使われるカーボンファイバーとジュラルミンの採用で、強い軽量が実現した。デザインは従来の万年筆とは違い、ポップな外観。現代の日常の幅広いシーンで違和感なく使うことができる名品。
パイロット「キャップレス デシモ」
ノック式ボールペンのように、ノックしてペン先を出すモデル。いつでもサッと使いたいという人向け。ガンガン書いてもペン先はへこたれないで、しっかりとした文字が書ける。1963年発売以来、コンパクトに改良を重ねてきた名品。
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