万年筆で書く
日々見て、ふれて、感じたことを、ウソのつけない筆記具で。
2008/11/30(Sun) 18:47  疑惑の現場
疑惑の現場
新宿の片隅。某銀行のATMがあるビルの脇で
ホームレスの男たち3人が集まって朝酒をあおっていた。
一人の男はいかにもヤクザな口調で怒鳴っている。
なんだか借金の催促をしてるみたい、かなり激しくね。
「こういうヤツらが下請けでやる場合もあるんだ…」と
思いながらATMで用事を済ませ、出てくると、
今度は別の男が泣きながら誰かに電話中だ。
「使いこんだ?」「もうバレる?」って、オレオレ詐欺だよな?
さっきまで借金取りの電話をしていた男はニヤニヤしている。
さぁ、どうしたものかな?
目の前のバス停に並ぶマトモな人たちは、みな他人顔だ。

これはやっぱり、そういうことですよね?
現場だったってことですよね?
う〜ん、こんなに目に付く所でもその一端が見えるということは、
報道されている以上にひどいんだね。
ワナをしかけようとする連中は予想以上に多そうです。
どうかみなさんお気を付けて。

さて、その後、どうしたかについては書かないようにします。
余計なことに巻き込まれるのはごめんなので、あしからず。


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2008/11/28(Fri) 07:09  そんな電話にゃ出ませんよ
そんな電話にゃ出ませんよ
家の電話は常に留守状態にしてあります。
すると、こちらの留守メッセージが流れた途端に
かけてきた方が電話を切ってしまうんです。
もちろん本当に用のある方はメッセージを残してくれるけどね。
たまーに面白がって出てみたりするんだけど、
そんな時は案の定、保険の勧誘や各種セールスだ。
彼らにとっては相手が電話に出た時点からお客なんだなぁ。
だから、居ないと思えば名乗らずにサッサと切る。
お客になる可能性があるんだから名乗っときゃいーのに……。
本当にお客だと思ってるかどうかは、そこで判るよね。

「はい、△△△です。はい、どーも。
 あの、お昼ちょっと前にもお電話いただきました?
 …………あ〜やっぱり、さっきねぇ出られなかったんですよ」

とかテキトーなことを言って相手と話しを合わせますけど、
この時点でこの業者はもうアウトです。
「さっきかけたんなら名乗っとけっつーんだよ!」
でもね、これがイギリスの某高級車の正規ディーラーからなので呆れる。
試乗会のご案内だとかでかかってきた。
「アホか、日頃自動車なんかに乗りたくないから東京メトロの真上、
新宿なんかに住んでるんだよ!」
な〜んて思いつつ丁寧にお断りいたしました。

「お留守のようですのでまた改めてご連絡させていただきます」
と言ってくれるだけでその後の対応は大きく変わってくるんだけどねぇ。
そういう誠意ある対応の出来る方、
まだ見ぬ相手もお客様だと思ってくれる業者の方はどしどしおかけ下さい。
ただし、お金はないんだよ。ごめんね。


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2008/11/26(Wed) 20:15  エンピツでも書くんですよ
エンピツでも書くんですよ

先日掲載した「MA-1をカスタマイズ」の記事で
「筆箱にナイフが入ってる」と文末に書いたのですが、
それについて「どんな鉛筆をどんなナイフで削ってるの?」と
問い合わせがあったので、筆箱の中味をご紹介します。
まず鉛筆は三菱の「9852番」を2本と
伊東屋オリジナル「2ミリシャープペン」、
トンボ「 ZOOM 505 sh 0.9ミリシャープペン」と幅広く用意。
万年筆はペリカン「ペリカーノジュニア(赤インク)」と、
モンブラン「マイスターシュテュック145」です。
そしてナイフはビクトリノックスの最小モデル「クラシック」。
エンピツに合わせてイエローを愛用しています。

エンピツでも書く
【 写真 】
左の小さいのが、ビクトリノックス「クラシック」。
中の2本が、三菱鉛筆の「9852」HB。
右の赤軸が、伊東屋オリジナル「2ミリシャープペン」。

三菱の「9852」はデザインがちょうどいいんだなぁ。
「お堅い仕事でも軟派な仕事でもどっちもお任せ!」というデザイン。
素晴らしいよ、こいつは。
同じ三菱鉛筆でも「ユニ」のシリーズになると軟派さが消える。
お役所のニオイがしてくるんだよなぁ、権威というかね、だからパス。
伊東屋オリジナル「2ミリシャープペン」もかなりいい。
こちらは鉛筆と同じ芯の太さなのでガリガリ書いても折れたりしない。
しかも、軽くて丈夫で形もいいし、自分には太さも合っている。
2006年度のグッドデザイン賞だっつーことだけど、
かみなり屋としては毎年あげちゃうよ「そんな賞で良けりゃぁね」って1本だ。
これを買う時に店員さんが「替え芯はありますか?」って言うから、
「持ってないです」と答えたら、
「ではこちらを」と勧められたのが「ステッドラー」の替え芯でした。
それがベストマッチなんだとか……。さすがだな、伊東屋。
で、ナイフはビクトリノックス「クラシック」。
58ミリという小さくて軽いモデルなのに7つの機能を搭載しています。
鉛筆もシャープペンもナイフも、みんな安い。
それがまたエライ。
つまり筆箱の中は一点豪華主義でモンブランが大王として君臨しています。
鉛筆の「ユニ」が権威くさくてイヤだとか喚いておきながら、
マイスターシュテュックなんて持ってるんだから、お恥ずかしい。


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2008/11/24(Mon) 07:39  孤毒
孤毒
「孤独を生きる」ということを考えると
手塚マンガ「火の鳥・未来編」の山之辺マサトや
ゲーム「ゼノサーガ」のヴィルヘルムなどが思い浮かぶ。
彼らはその永い永い時間を生きながら、
世界をゼロから何度も創造し、見守る役だ。
彼らに共通しているのは、恐ろしい孤独にいながら
「狂う」ことが許されないということだろう。
でも、孤独の中で正気でいられるのはもはやヒトではない。
元厚生事務次官襲撃、秋葉原無差別殺傷事件……。
孤独という劇薬はそれほどまでに耳元で囁くのか、
「狂ってしまえ」と。……ヒトはあふれているのに。

社会に受け入れられないという孤独感は
また一人の男を狂気の世界に引きずり込んでしまいました。
正気でない以上、
「そんなことをしてもなんにもならないのに」
なんていうマトモな意見は通じそうにないですね。
そして、まだまだ終わりそうにもない。
新たな主人公は身近な所できっと出番を伺っているでしょう。
それはきっと間違った意見ではないという妙にリアルな実感。
そう思えることが実に恐ろしい。
でも最も恐ろしいのは自分が狂気の主人公になってしまうことだ。
友人、知人、周囲の環境を大切にしていかなければな……。
手を離してしまうと、
「孤毒」という劇薬がすぐにすべてを麻痺させていくのだ。


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2008/11/22(Sat) 08:42  単焦点パートナー
単焦点パートナー
この一ヶ月ほど、また四六時中カメラを持ち歩いている。
ふと立ち止まった所でパチリ、食事をパチリ、
仕事仲間や遊び仲間をパチリってなもん。
少し前までは200ミリのズームレンズをつけていたのだけど、
最近は35ミリの単焦点レンズにしている。
ズームより軽いし、明るく撮れるし、いい感じ。
それに単焦点レンズはズームができないから
画面一杯に大きく撮ろうとするなら、
自分から動いて近づかなければならないってのもいい。
攻めの撮影をしているような気分になるのだ。
「知りたければ自分で動く」はい、初心に返ります。

いま使用しているレンズは「Ai AF Nikkor 35mm F2D」。
広角レンズなんだけど、標準に近いナチュラルさで撮れます。
それにとにかく明るい。室内でも明るく撮れる。
最短撮影距離も短いので、料理の写真など、
グッと近づいて撮りたいって気持ちに充分応えてくれるのです。
出来たてアツアツの湯気やドレッシングの光る感じまでバッチリ。
ボケ加減も絶妙で、腕があがったかと勘違いしてしまいます。
それもこれもレンズ様のおかげでございます。

でも人をアップで撮りたい時は最初少し照れました。
大きく撮影するには近づかないと撮れないのでね。
だから断りをいれて近づくんだけど、
そうすると相手は構えてしまいますから、会話はずっと続けて。
相手にはリラックスしてもらいながら撮るわけです。
と、書くのは簡単だけど、やるのは難しいんだ、これが。
今までは人の表情は遠く離れた所からズームで狙ったので、
相手は撮られていることなんて意識もしないから、
自然な表情をいただきまくりだったんだけど、こっちはそうはいかない。
相手との気持ちを通じさせないとそんな表情は見せてくれないし、
でもこっちはそれが知りたいし、見たい。
そのあたりの努力もまた面白いわけです。
こんなレンズでいい写真がバンバン撮れるようになったら、
自分はずいぶん変わってるでしょうね、きっと。
それもちょっと楽しみ。


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